XM@Citroen
クーラーベルト・オルタネーターベルトの交換
ファンベルトとコンプレッサー用のベルトを交換します。
前回交換してからまだ3万Km程しか走っていませんが、「ギチギチ」と音がし始めた為に
交換することにします。
敗因は先日ウヲーターポンプを交換した時にクーラントがかかってしまったベルトとプーリー
の清掃を怠った為と思われます。
- ベルト
サイズ的にはオルタ用『5PK850』
コンプレッサー用『5PK1387』です。
オルタ用は国産適合品が見つかったのですがコンプ用は
適合サイズが無く、純正です。
- ジャッキアップ
車をジャッキアップして馬を掛けます。
私のXMは右ハンドルでセルフセンタリングが付いていませんので
タイヤを横に向けられます。
左ハンドルの場合、右のホイールを外します。
- カバーの取り外し
インナーカバーの下側にある10mmのナイロン製ナットを外し
丸いピンを−ドライバー等で抜きます。
カバーを少し上にずらして取り外します。
- クランクプーリー部
クランクプーリー部分です。
オルタネーター用ベルトの取り外し
- オルタネーター取り付けボルト、テンションボルト
オルタネーターの上側、13mm頭のナットを2回転程緩めます。
その後、ナットのボルトが貫通しているプレートとラジエター間に
手を入れると同じく13mm頭のボルトが手に掛かりますから、これを
緩めます。2回転ほど緩めると手で回るはずです。
オルタネーター下側取り付けボルトを緩めます。
その後、ホイールハウス側からベルトを下に押すと緩みますので
ホイールハウス側から取り出します。
コンプレッサー用ベルトの取り外し
- リア側エンジンサポートメンバーの取り外し
作業性向上の為にリア側エンジンサポートメンバーを取り外し
ます。16mm頭のボルト・ナットを取り外し、一旦後ろに下げてから
上方に抜きます。
- テンションプーリー固定ナット
テンションプーリー固定ナットを緩めます。
11mmで2回転ほど緩めます。
- テンションプレート
コンプレッサー下側に見える13mm頭のボルトを緩めてテンション
プレートを後ろに下げるとテンションプーリーが下がり、ベルトが緩み
ます。ソケットレンチの駒のみを挿して指の力だけで回るはずです。
コンプレッサープーリーからベルトを外し、ウォーターポンププーリー
とエンジンメンバーとの隙間を通してベルトをホイールハウス側から
抜きます。
- プーリーの清掃
各プーリーにパーツクリーナーを掛けてタウパー等で拭きます。
- 汚れたタウパー
かなり汚れています。
- テンション調整
コンプレッサー、オルタネーター共、指で力強く押して10mm〜14mm
程たわむ様に調整します。
張りすぎは絶対に良くありません。自信が無い場合はプロに見てもらいま
しょう。
(C)Yoshihito
Furukawa