XM@Citroen
フロント・パットの鳴き止め
ブレーキを踏むと『キ〜〜ッ』とかなり大きな音がするようになってしまいました。
パットが冷えているときにはかなり顕著です。
自転車ではありませんので直さないと結構恥ずかしいです。
効きが良く、長持ちするパットほど鳴く傾向があるようです。つまり硬いんでしょうね。
- パーキングブレーキワイヤーの切り離し
パーキングブレーキワイヤーを切り離します。
写真の部分に19mmのスパナを掛けて回しつつ
ワイヤーの頭をキャリパーから外します。
XMのパーキングブレーキはフロントに利きます。
- パーキングブレーキワイヤーの取り外し
頭が外れたら軽く引くとワイヤーがステーから抜けます。
- パーキングブレーキワイヤーの取り外し2
フロントストラット付近でもう1箇所ワイヤーが留めてあります。
ここはドライバーでこじってやるだけで外れます。
ここまで外れたらワイヤーをこの付近まで引き抜いておきます。
- パットセンサーの配線の取り外し
キャリパー下部にパットセンサーの配線が留めてあります。
このまま引くと切れてしまいますので外します。
もっともこの配線は別の個所で切れていることが多いんですけど。
- Rクリップの取り外し
キャリパーは下部の横棒で留めてあります。
これが抜けてしまわないようにRピンが差し込んでありますので
抜きます。
プライヤーで引き抜くだけですが、無くしてしまわないように。
- キャリパーをずらす
下部の横棒を抜くとキャリパーの上部を支点にキャリパーが
浮かせます。
そうするとパットが取り出せますので表面を軽くペーパー掛け
してキャリパーとのあたり面にカッパーグリスを塗っておきます。
鳴き止めにパットの角をざっくり削ってしまう方法がありますが
XMでそれをやるとパットとローター間に小石等を噛んでしまい
ガリガリにしてしまいます。
元通りに組みつけ、ブレーキを5〜6回空踏みします。
しっかり踏み代が出たところで試運転をして異常、異音が無いことを確認して終了。
ブレーキは車のかなり重要な部分です。細心の注意をはらいます。
(C)Yoshihito
Furukawa