XM@Citroen
リア・ブレーキパットの交換
リア・ブレーキパットを交換します。前オーナーの整備記録を見ても記録はありませんから
6万Km弱持った事になります。
この頃ブレーキ鳴きが気になった為に外してみると限界でした。
ブレーキは大変重要な部分です。十分に注意して作業します。
- カバー取り外し
ジャッキアップして馬を架けたらタイヤを外します。
パットにカバーがかけてありますのでそれを8mmのレンチで
緩めます。ここでは緩めるだけでOKです。
- ボルト、クリップの取り外し
カバーを外したらカバーを留めてあったボルトをはずします。
立込みではなく裏側にナットとワッシャーがあります。
ナットが外れたらボルトを半分ほど抜きパットを押さえている。
スプリングを外します。
スプリングの組み付け方向、方法を忘れないように。
ボルトを完全に抜き取るとパットが外せる状態になります。
- ピストンを押し戻す
このままパットを引くと外れるはずですが、外れてくれません。
ローターに段が出来ているためですからプライヤー等でパットの耳
を挟みピストンを押し戻してやります。
リアはフロントと違い、押し戻すだけで入ってくれます。
- パットの取り出し
後はパットの耳をつかんで引っ張るだけで取り出せます。
内外のパットを取り出したら内部のブーツが痛んでいないか
チェックします。
大丈夫な場合、ブレーキクリーナーで周りを清掃します。
このときにピストンのブーツ内部まで洗ってしまわないように
くれぐれも注意します。
ピストンのパットとあたる面に、軽くカッパーグリスを塗っておきます。
- 新品のパットを取り付けて元通りに組みます。
車を動かす前に必ずブレーキを5〜6回空踏みしてピストンを押し出します。
これをしないと、いきなりブレーキが利かないのでかなりあせります。
(C)Yoshihito
Furukawa