XM Diary
スロットルセンサー調整
1998.7.19

デスビ清掃同様に始動不良に効果あるかスロットルセンサも調整. というよりも直接の原因は暖気中にほんの少々アクセルを踏むとアイドリングが下がり、振動が増えるという現象が出ていた為. (おそらく、ケーブルの遊びぶん位の操作→吸気量に変化なくセンサのみ作動する領域) また、この状態でアクセルを煽った後も一旦アイドリングが下がり、その後じわじわと戻って行った. 心臓に悪いことこのうえなし(^^;

スロットルセンサの位置. 隣に見える筒はISCバルブ.(アイドリングスピードコントロールバルブ) センサは只のスライド抵抗で、5Vの供給電源に対しスライド位置によって出力電圧が変動する3極タイプです.

スロットルセンサのカプラ位置. ISCバルブ奥に潜ってます. 写真矢印方向から見て、左側よりアース、出力、電源のようです. 実は右の電源部はテスターチェックしてません. まずは、調整前の抵抗値と出力電圧をチェック. それぞれ、2.45kΩ、0.37Vでした. 規格値はアクセル全閉で0.4〜0.6Vとなっていますのでちょっと低かった. さて、調整余地がどれくらいか不明なので固定用のパテ留めされたビスを緩めてみるるといくらでも動きます(^^; どちらにズラしたらいいか判らないので低い方から順次上げてみました.

抵抗値出力電圧インプレッション
約1.96kΩ失念(^^;Pレンジでのアクセル操作にて2500rpm以上で吹けが悪化(とても試乗する気にならず)
約2.1kΩ失念(^^;とりあえずOK. しかし試乗するとアクセルON/OFFでのギクシャクが顕著. さらに少々の踏み込みでは発進せず、その後グワッと発進. 帰って来るまでドキドキ(^^;
約2.3kΩ約0.46Vいい塩梅. ただし、十分に暖気されているので調整の効果かは少し疑問. これで様子を見ることにする.
これ以上高くすると、停止状態でも走行中と判断されてISCバルブの動作が止まる恐れがあるのでここで終了. なお室内でモニター出来るように端子から線を引っ張ってある. また送風・エアコンONにて出力電圧が下がるのだが、これについては気が向いたら(^^;追求しようと思っている.