XM Diary
燃料ポンプ用ハーネスバイパス(始動不良)
1999.2.28
98年の初夏頃から発生し始めた始動不良.
冷間時の発生はなく、エンジンルームがアツアツの時に起こるというものであった.
つまり「出先でハマる」という奴である(^^;
大抵はしばらく放置していれば直っていた.
様々なセンサ類を疑っていたが、辿り着いたのが写真のカプラー.
この茶色のカプラー、燃料系や点火系に関わる重要なカプラーである.
原因が特定出来てからは、始動不良のたびにこれをグリグリして対処してきた.
冷間時にも発生するようになり、いいかげん面倒になったので対策しました.
このカプラーにアクセスするにはLHMタンクを外す必要があります.
これがカプラーの端子部.
写真中央の黒ずんだ箇所の接触不良である. 番号で言うと3番端子です.
この端子はインジェクションリレーと燃料ポンプを繋いでいる命とも言うべき部分.
今回はこの端子のカプラー両側を切断し、ギボシ端子を用いてバイパスさせました.
まぁ、ギボシも信頼できるという訳ではありませんが(^^;
線の見分け方は、カプラー両側にある妙に太い線がそれです.
色は上側の写真の場合、上が青色(リレー側)、下が黄色(ポンプ側)です.
当然、切断前に絶縁皮膜を少し削り、テスターで合っているか確認しますね.