XM Diary
プレッシャレギュレーターリターンホース破断修理
2002.8.14,15

中央道飯田付近を走行中、STOP警告灯が点灯した為に恵那トンネル手前でチェックを実施.  数百ccを補充したが妙に油面が低いので、何気に下周りを覗くと派手に漏れております.  この漏れ方では残り1本のオイルでは到底足りず、猛暑の中で漏れ箇所の特定や修理を行うのも気が重く、高速を下りてディーラーがないか探しました.  結局、電話帳上ではLHMを在庫してそうな店も見つからず、レンタカーを借りることにしました.  旅行先でLHMを6本入手し、垂れ流しながら帰るつもりだったのですが、漏れ箇所が判明したので急遽応急処置をしてから帰ることにしました.

漏れ箇所はスロットルボディの下付近.  配管のガイドによりミッション部を迂回するように位置決めされている場所で、レギュレーターのON/OFF時の脈動や走行時の振動などによりストレスが掛かりやすい場所であることが破断の原因と思われる.  応急処置は、ゴム板を巻いて配線用のタイラップを巻いて漏れを抑えるという単純なもの.  作業性向上の為にデスビなどを取り外しました.  作業はトヨタレンタカー恵那店さんの駐車場をお借りしました. 大変お世話になりました.  効果はかなり有り、数十kmで1リットル以上の漏れが300kmで1リットルくらいまで抑えられました.  おかげで、満タンに補充後はそのまま普通に埼玉まで帰れました.

ひとまず帰って来れたので、本格的な修理です.  ホース全体の交換は後日実施することにして、破断部を切断してアルミパイプを中継ぎにする方法を採りました.  アルミパイプは外径7mm、内径5mm?のもので、\300/mでした. 1mもいらないのですが、これより短いものは売ってませんでした.  適当な長さにカットし、両端をヤスリでC面を付けてホースに傷を付けないようにします.

またもやデスビを外して作業.  パイプを継ぎ手にして、両端をホースバンドで締め付けて終了です.  作業はあっけないのですが、ゴム板での応急処置で上向きにLHMが漏れていた関係でプラグ穴にLHMが溜まってしまい、拭き取りに苦労しました. 

修理後の試乗では漏れはなくなりましたが、ホース自体の経年劣化も激しいと思われるので、早めに根本的な対策が必要でしょう.