XM Diary
HID HEAD LAMP 取付
2001.4.22

いいかげん、雨天の夜間走行に危険を感じていた為に奮発してHID KITを組み込みました.

ようやく10万円以下の製品が出回り、手が出やすくなりました.  とは言ってもまだまだ高価ですが... HID KIT は Carol(0485-74-8718)で購入しました.  IPF製で、定価\98000が Carol 価格\89000でした.  最初にバルブ部の開梱前に点灯チェックをしますが、目がつぶれそうです.  楽しみ楽しみ(^^)

バルブ取付部の加工が必要な為、ヘッドライトを取り外します.  加工自体は取り外さなくても出来そうですが、削りカスが内部に残るので外しました.  マウント部のアースは使用しないので、写真矢印の端子を外し、絶縁しておきます.

バルブの径が通常の H1 に比べ若干太いので、矢印の3箇所を削ります.  今回は普通の棒ヤスリを使用.

この位削れば、ひとまず大丈夫です.(慎重に入れないとかすります)

続いて配線を通す為にバルブ交換用のキャップに直径25mmの穴を開けます.  最初から25mmの穴を開けられる環境でない為、いくつかの穴を開けました.
次にニッパーで切り取ります.
仕上げに棒ヤスリで形を整えつつ径を合わせます.

バルブを慎重に差し込み、純正の金具で押さえます.  片側の掛かりが浅くなるので若干曲げると良いでしょう.  また、バルブの長さも長く、遮光フード(バルブ先端部を遮光する帽子みたいなもの)までの最小距離も指定されています.  XM に使用されている H1 の場合は53mm以上とのことですが、計ってみたところ約60mmだったので問題ないと思われます.  が、今回はフードを外したまま組み込んだ為に当たらない保証は出来ません...

作業終了後に撮った為に見づらいですが、穴を開けたキャップにKITに付属している防水の配線カバーを取り付けてキャップを閉めます.  その後、キャップとの接合部にはシーリング処理を行うように指示されています.

さて、やっかいなバラスト関係の配置です.  通常のKITの場合はバルブとバラストのセットのようですが、このKITの場合バラストとは呼ばず、インバーターとイグナイタと呼ばれる2つの部品があります.

まず左側から作業開始です.  バッテリーボックス前の部品を移動して取り付けることにしました.

まずはインバーターと呼ばれる大きい方から.  付属のステーの矢印部に穴を追加して取り付けました.  後でここのネジに、追いやられた部品も取り付ける予定です.

次に小さい方のイグナイタはヒューズボックス固定ネジからホームセンターやカー用品店で売っている汎用ステーを介して付属のステーで取り付けました.

1箇所での保持となりますが、移動させられた部品の様子です.

お次は難関の右側.  リレーボックスのカバーに穴を開けてインバーター用ステーを固定しようと思ったのですが、普段外しており探せど見つからない...  暗くなってきたので戦法を変え、ECUボックス固定ネジとボディから汎用ステーを伸ばし取り付けることにしました.

イグナイタ用ステーは、インバーター用ステーの空いた穴に固定しました. 少々脱落が心配なので、後日固定方法を再検討予定です.

配線は取扱説明書を参照して問題なく行えます.  アースはボディではなく、右はインジェクションの燃料配管部を使用.  本当はエンジンブロックを使用予定でしたが、サイズの合うネジがありませんでした.  ついでなので、ここを使用してアーシングも実施.

左のアースは直にバッテリーにつなぎました.  先のアーシング用の線も来ています.

相変わらずの段取り無し、行き当たりばったりの作業な為、約7時間もかかりました.  今回はレンズも外して防水コーティングなども行なったのも響いていますが.  バラスト関係の設置はまずまず上品に行えたと思いますが、困ったことがひとつ.  今後、何らかの理由でスモールランプを外す時に苦労しそうです.  全部外さないと手が入りません(^^)

<感想>
作業が終わり点灯確認です. 噂通り、パッパッと蛍光灯のような?点きかたをします.  点灯直後は徐々に青白い色から通常のクリアーバルブの色に変わります.  照度は筆舌に尽くし難し!です. この辺はしばらく使用しながら色々な場面で試してから追記しようと思います.