XM Diary
メインアキュムレーター交換
1999.10

3年半、38000km経過のメインアキュムレーターを交換.  といってもこの玉、最初の1年半をブレーキ玉に、その後メインに移設というややこしい経歴である.  その時はあまりに堅くて緩めることが出来ず、プレッシャーレギュレーターごと外すというお粗末なものであった.  その時に手締め+ちょいレンチ掛けにしてたおかげで、今回は苦労せずに緩んだ.  前回はレギュレーターごと外して玉と分離させた後、レギュレーターを取り付けてから玉を付けようとしたら隙間がなくて入れられずに再度レギュレーターをずらす羽目に陥っていた.  今回はそんな面倒な事はしたくなかったので、あれこれ考えた.

前回の失敗で、下側から取り出すのは不可能と判断.  いったん下に潜り、ブリードスクリューを緩めた後にメイン玉を緩める.  取り出しは上側からのアクセスとなるのでデスビを取り外す.  その状態でいろいろ知恵の輪を試みたがうまくいかない.  ラジエター、シリンダーヘッド、ATFホースが邪魔でしょうがない.  この3つのうち、動かせるのはATFホース.  写真はATFホースを外し、メイン玉も外したところ.  青矢印がプレッシャーレギュレーター、赤矢印が抜いたATFホース、緑矢印がATFホースが刺さっていたところ.  ATFホースは抜いた直後に先端を上に向けておけばほとんどこぼれない.  めでたく取り出しに成功したのだが、大きな問題がひとつ!  メイン玉を買っていないということだ.  というか、買い忘れたのではなく買う気がなかったということ.  代替えメイン玉には使い古しのフロントアディショナル玉を試してみたかったのだ.  こいつは例の2重ダイヤフラムとかで耐久性が良さそう.  圧もデフォルトで75barなのでちょっとへたった頃がおいしい.  結果、十数秒に1回のシューカン音が1分以上になりました.  前回のドタバタはこちら